私の拘置所生活は、共犯者が7名おり諸々人数の分だけ時間がかかってしまい、判決が出るまで8ヶ月程度かかりました。
半年以上を拘置所で過ごした私が、拘置所生活で見てきた人たちについて語ります。
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半年も拘置所に居ると、いろんな人たちと同部屋になりました。
その経験を元に、インパクトの合った人たちを振り返ろうと思います。
私が、拘置所内で一緒になった人の容疑以下の通り!
などと
などに分かれていると思います。
皆さんは基本的に、裁判への影響を気にしているため、拘置所内では大人しく生活するのが普通です。
実際に拘置期間に、何かトラブルをお越したからといって裁判に影響することはありません。
ですが、そんな中でも犯罪者が集まればトラブルは必ず発生します。
私が見てきた中ではだいたい、この2つが原因になります。
拘置所の中にいる人は、キレやすい、喧嘩っ早い人が多いです。
同じ部屋で生活していると、同じ境遇を共有する仲間意識があり、何もなければ皆さん仲良く過ごすのですが、些細な否定や議論から本格的な口論喧嘩に発展します。
この手のトラブルをお越さない為には
ことが効果的です。
この逆を行っていると、直ぐにトラブルが生じます。
あと意外に多いのが、仲がよすぎるために喧嘩に発展するケースです。
仲がよすぎるため、ついつい礼儀を欠いてしまい相手を怒らせてしまうというのも多いです。
この場合素直に、すぐに謝罪したら良いのですが共同生活で皆の目を気にしてしまい、逆切れの末に本格的な喧嘩に発展しするパターンです。
基本的に、拘置所ではいじめは少ないと思いますが全くなかったわけではありません。
上記のような人が居ると、喧嘩もしくはいじめのトラブルになります。
嘘つき・吹聴は結構多くいました。
なぜか自分を良く見たいと思ってしまい
誰も聞いていないのに、自分から上記の話をしてしまい、いじめの対象になるパターンがあります。
孤立している人は、同部屋の人にも心を閉ざしているか、もしくは俺は勝手にやりますみたいな協調性をもてない人に多いです。
最後は強姦した人、これは同じ犯罪者同士でも最低の部類に入ります。
なぜか?皆にも、彼女や奥さんや娘が居ます。
自分の関係者と重ね合わせると、怒りが込み上げますしどんな人でも、強姦犯には拒絶的な反応を見せ自然と孤立して行き、最後はいじめの対象になります。
私も強姦犯は死刑で良いと思っています。
基本的には部屋内のトラブルは仲介が入り、舎房内で解決されます。
仲裁に入っても収まらない喧嘩になると、拘置所職員に見つかります。
見つかると場合によりますが、最悪の場合は懲罰という刑務所と同じ規定の罰を受けることになります。
懲罰になると、独房に入れられこの期間面会や手紙、娯楽などの自由もなくなり独房で一日本当に何もすること無く、ただただ座ってすごすことになります。
当時私は20歳前後で、拘置所の中では最年少組でした。
さらに、事件の内容から懲役が確実ということもあり、大人の皆さんには同情的に優しくしてくださいました。
また、半年もいると部屋の中で一番古くなり、やはり皆さん良くしてくれました。
私自身も、これを機会に更生しようと誓っていたため、読書をしたり・将棋や五目並べをしたり、同部屋の人と雑談をするなどして穏やかに裁判を待っていました。
6か月も拘置所にいたので読書は相当しましたが、拘置所から刑務所へ行く場合は予備知識を得るために刑務所について記載されている本も読んでいました。
このように刑務所の事を書いている本が多くあるため、これから刑務所へ行くという人は読んでいたら、刑務所についてのイメージが付くと思いますのでお勧めします。